室礼

五月も月の後半に入ってきました。ここ数日、京都市内の日中温度も28度まで上がってきています。
梅雨の時期が過ぎた後に訪れる夏の毎日は、今年も例年以上の暑さになるとのこと。
暑い毎日の中で、どのように涼を求めたらよいものか、古来より先人の方々は知恵をしぼってきたんでしょうね。

小さい頃、夏になると両親と一緒に自宅の軒先に簾をかけました。「掛け簾」に「立て簾」、

場所によってはできないところもあるかもしれませんが、これも省エネで暑さを凌ぐ方法ですね。

ふと、「室礼(しつらい)」という言葉が頭に浮んできました。
??、どこかで聞いたこと・・・。なんだか無性に知りたくなって調べてみました。

平安時代に生まれた言葉で、部屋を儀式や行事のために家具や調度品で装飾して、必要に応じた空間に変えることを言うそうです。
四季の室礼では、夏に欠かせないもののひとつに簾(すだれ)があり、
「室礼」は「設える」の語源でもあるようです。
なるほど!

掛け簾に立て簾、打ち水、夏障子、・・・etc。

遠い昔に両親と一緒にした、夏を涼しく過ごすための家の設え。
社屋の窓から入ってくる風に、ふと幼い頃の初夏の一瞬を感じた一日でした。

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